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| 2005年01月28日 |

矢野経済研究所の調査:「2010年の世界ディーゼル・トラックおよびバス市場は294万台規模」
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矢野経済研究所は、ディーゼル・エンジン搭載トラックおよびバス市場に関する調査報告書「世界のディーゼルエンジントラック市場 2004」を発表した。主要自動車メーカーの今後の環境規制対応技術戦略と、二酸化炭素(CO2)削減を目的とした低公害化技術を軸に、2010年の市場規模と市場環境を調査した。日米および欧州主要5カ国におけるディーゼル・トラック市場の規模は、2010年に294万台となり、2003年の263万台に比べ約12%拡大する。同報告書の税込み価格は15万7,500円。
欧州主要5カ国(英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン)と米国のディーゼル・トラック市場の状況を、同社は「経済成長が継続した場合は増加傾向」と予測する。米国のディーゼル・トラック市場拡大の牽引役として、ピックアップ・トラックとスポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)を挙げる。また米国では、「2006年より全米で低硫黄軽油の供給が開始されるのを機に、米General Motors(GM)社、米Ford Motor社、米DaimlerChrysler社にディーゼル車拡大の動きがある」(矢野経済研究所)と指摘する。
国内市場については、「安定的な経済成長が見込まれる場合でも、トラック市場自体が縮小していく傾向がある」(同社)とみる。
また2005年に施行される国内の新長期規制と欧州のEuro 4規制に対しては、エンジン側で窒素酸化物(NOx)を低減して排気側で粒子状物質(PM)を削減するクールドEGR+DPFと、エンジン側でPMを削減してNOxを後処理する低PM排出エンジン+尿素還元型触媒システム(Urea-SCR)という2つの動きがある。将来的には、エンジン側でのNOxおよびPMの浄化効率に限界があるとされることから、同社は「特に大型トラックの後処理システムの場合、NOx低減はUrea-SCRシステム、PM低減はDPFに収束する」と見込む。
「自動車メーカー各社はトラック・ユーザーのニーズを考慮し、低コスト・浄化効率・燃費効率を最重要項目として開発に凌ぎを削っているが、一方で、浄化装置のオーバー・スペックによるコスト上昇を招いているとの指摘もある」(同社)。
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