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2005年01月31日
NSK、180度の高温に耐える自動車電装品用軸受を開発
高温長寿命電装用軸受
日本精工は、従来製品に比べて使用限界温度が20度高いエンジン補機向けの高温長寿命電装用軸受を開発した。これまでの稼働温度は最高150度〜160度だったが、新規開発の高温用グリースを用い、保持器とシール形状の改良と、耐熱性に優れた材料の採用で、180度の高温でも信頼性の高い動作が可能。2007年に5億円の売上増を目標としている。
自動車のエンジン補機は、高出力ニーズに対応した高速回転化に伴い、発熱量が大きくなってきている。さらに、軽量化、低コスト化を狙ったプーリ部分を樹脂にすると、放熱性が悪くなり、軸受温度はさらにあがってしまう。軸受温度が上昇すると、焼付き寿命が著しく低下するため、信頼性が落ちる可能性が高い。
そこで同社は、焼付き寿命を大幅に伸ばす封入用グリースを開発し、高温環境で利用可能な軸受を開発した。具体的には(1)耐熱性に優れた油と潤滑性のよい油をブレンドし高温用に最適な基油を開発し、(2)軸受回転時に発熱が少なく油保持力に優れた増ちょう剤を開発し、(3)高温でも酸化しにくい添加剤を配合した。
また、グリースがボールの接触部に供給されやい保持器ポケット形状の設計、グリース漏れを防ぐゴムシールを最適な形状に設計し、180度の環境下でも十分に耐えられる保持器とシール材料を選定することで、「グリースの潤滑性を最大限に生かし、軸受の高温、長寿命につなげた」(同社)
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