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2005年02月10日

三菱電機、洗濯機1台から約1.7kgのプラスチックを回収できる装置を開発

 三菱電機と同社の家電リサイクルプラントであるハイパーサイクルシステムズは、使用済み洗濯機の水槽からプラスチックを効率よく回収できる装置を共同開発した。従来の手作業処理の場合と比べると、約10倍の効率で回収できる。三菱電機では、使用済み洗濯機の水槽から回収したプラスチックを新たな洗濯機の底枠の部品に再利用する。

 洗濯機の水槽は比較的大きなポリプロピレンの成形品で、その回収や再利用方法については注目度が高かったが、形状もさまざまで。堅く固定されている減速機を取り外すのには多大な労力を要していた。

 この回収装置では、水槽の形状に合わせて自動位置決めを行い、円盤カッターで切断し、ポリプロピレンだけを回収する。洗濯機1台当たりの平均回収量は約1.7kg。手作業での処理だと、機構部品の破損による油汚染や金属類の混入が問題だったが、同装置で切断すれば、油や異物の混入もなく、後工程での洗浄、選別も簡略化にできるというメリットもある。

 作業に必要な時間も、手作業の場合は1台当たり5分程度かかっていたが、約30秒で済む。手作業の場合は、約30m2の作業スペースを占有していたが、それを1/5の約6m2に縮小できる。

 三菱電機は、回収したポリプロピレンを粉砕、簡易洗浄した後に、改質剤を加え新品並の高い品質を確保して成形後、リサイクル材100%で再生し、新たな洗濯機の底枠として再利用するという。

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