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車体を検査するAdventCR
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仏ActiCM社は、自動車の生産ラインにおいて、既存のシステムの10倍の速度で車体を検査する完全自動非接触光学測定システム「AdventCR」を発売した。仏ルノー社は、同製品を2005年中に導入する予定だという。マスターボディーとの比較で、車体の表面形状、穴位置寸法、色などの複数項目の測定を一台で行い、欠陥がないか調べる。素材および測定量によって50〜300μmの精度で測定可能。国内の販売は、テクノプレシジョンが担当する。
従来、車体検査において穴位置などの寸法測定、画像検査などの複数項目には、複数の検査システムが必要だった。同製品は、これらを一台で行える。
AdventCRは、ハードウエアとソフトウエアから構成され、ハードウエアには、最大八つまでコントロール可能なIVD(Intelligent Vision Device)、高解像度CCDセンサーを装備した小型測定ヘッドと複数の赤外線光源が含まれる。ソフトウエアは、写真測量/画像処理の計算と解析を行い、解析と統計の結果を報告する。
ルノー社が導入の検討に使ったこの製品の試作機では、IVD測定ヘッドが一つだった。「現在、プロトタイプの車体全体の測定に8〜10時間を要しているが、AdventCR試作機では2時間だった」とルノー社、車体写真測量(PACA)プロジェクトのリーダーであるバチスト・フェーヴル=ダルシエ氏は述べている。
ルノー社が実際に導入する製品には、IVDが四つ搭載され、検査時間はさらに短縮される。このシステムは、従来の三次元測定機(CMM)と同程度のコストで、測定時間をさらに2時間から30分に短縮できる。また、計算と測定をオフラインで処理でき、測定した部品あるいは組み立て品をすぐに使える。
IVDは、ロボットのアームに取り付けるか、もしくは測定トンネル内に固定できる。ロボットは、IVDの移動にのみ使われ、システムの精度には影響しない。
Adventシリーズには、自動車生産ライン向けAdventCR、自動車部品メーカー向けAdventSU、航空分野向けAdventSP、機械加工向けAdventMEなどの対応機種がある。2005年から2007年までに順次市場に投入される予定だ。
(大村 泰憲)
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IVD測定ヘッド
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