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2005年03月30日
沖電気の電子部品向け新型放熱部品、ヒートシンクの体積比40%で同等の放熱効果
 

従来型ヒートシンク(左)とX CooL(右)
 沖電気工業は、電気/電子部品向け放熱部品「X CooL」の販売を開始する。セラミッションの放熱材料「まず貼る一番ハイブリッドシート」を応用した製品であり、軽量で弾力性を持ち、部品に圧力などのストレスを与えず温度上昇を約4割低減できる。価格はオープン。4月に出荷を始める。2005年度の販売目標は、まず貼る一番シリーズ全体で10億円とする。

 放熱対策部品としては、ヒートシンクが一般に使用されている。広いスペースを確保できる場所では高い放熱効果を示すが、密閉されファンが使用できない環境や、空間の限られる電子機器内では、十分な効果は発揮できない。

 X CooLは、液体セラミック塗料「セラックα」を薄型銅箔に塗りシート状にした従来製品、まず貼る一番ハイブリッドシートを応用した。同シートは、厚みが0.2mmと薄く柔軟性があり、折り曲げやプレス抜きなどでの切断加工が可能である。さまざまな形状の放熱シートとして対象物に貼ることで、動作中の発熱を15%〜30%程度低減できる。

 沖電気は同シートに特殊形状加工を施し、内部に円筒形の弾力性フィンを配置することで、放熱部品X CooLとした。「薄型かつ柔軟なシートで構成されるため、軽く弾力性がある。従来のヒートシンクでは、デバイスへの圧力ストレスを避けるため、デバイスとケース間への挟み込み接続は敬遠されていた。X CooLはこうした部分への挟み込みも可能で、冷却ファンなしで高い放熱効果を実現できる」(同社)

 具体的には、密閉された装置内において、ヒートシンクの約40%の体積、1/8の重量で同等の放熱効果が得られる。         
X CooLの放熱メカ二ズム
X CooLの性能
詳  細 : プレスリリース
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