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2005年04月08日
「ハリアーハイブリッド」向け、
高出力ハイブリッド対応のコンプレッサなどを開発
デンソーは、ハイブリッド車用のコントロールコンピュータ、電池監視ユニット、DC-DCコンバータ、電動コンプレッサを開発した。車両の大型化やハイブリッドシステムの高出力化に対応しつつ、小型、軽量、低コスト化に貢献する。これらのハイブリッド車向け部品は、トヨタ自動車が発売した「ハリアーハイブリッド」と「クルーガーハイブリッド」に搭載される。
ハイブリッド車用のコントロールコンピュータは、エンジン制御、高電圧電池制御、ハイブリッドシステム制御の機能を一体化したもの。ハイブリッドシステムの動力全体を制御する。開発は同社とトヨタが共同で実施した。これまでは、電池ECUが備えていた電池監視機能をECUから分離させた。独立した監視ユニットを開発し、電池の近くに配置できるようにし、制御ユニットを小型化した。
DC-DCコンバータは、動力源用主電池の高電圧(288V)を低電圧に変換して補機電池(12V)を充電し、12V系負荷のライト、ワイパー、ホーンなどを動作させる。出力電流を従来の100Aから120Aに上げたが、約10%小型化できた。回路をカスタムICとして、基板面積を40%減、電圧変換のエネルギー損失を低減させて、88%だった変換効率を92%と高めた。
電動コンプレッサは、内蔵モーターを駆動するインバータを一体化して、従来のコンプレッサと比べ体積を約60%減少させた。このコンプレッサの開発には、豊田自動織機の協力を得た。回路の簡素化や3次元配線などの高密度実装によるインバータの小型化や、水冷だったインバータのパワー素子をエアコン用冷凍サイクルの低温冷媒で冷却した。さらに放熱方法をシンプルにし、内蔵モーターの小型化してインバータの一体化を実現した。
なお、開発品のコンプレッサは小型化した内蔵モーターをエンジン停止中もエアコンを動作させることができ、「ハイブリッド車のようにアイドリングストップ機能を持つ車なら、快適さと省燃費を両立させることが可能だ」(同社)。
独立した電池監視ユニット
はんだ付けから溶接に変更し高出力電流に対応したDC-DCコンバータ
セグメントコンダクター巻線構造でコイルを高密度にし、内蔵モーターを小型化した電動コンプレッサ
詳 細 :
プレスリリース
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