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三井化学は、新しい軟質高分子素材(エラストマー)「ノティオ(NOTIO)」の販売を2005年11月に開始する。メタロセン触媒の利用により、結晶構造をナノオーダーで制御することに成功した。2008年度における売上高を10億円以上と見込む。
従来のエラストマーでは、結晶サイズはミクロンオーダーにとどまっていた。ノティオはα-オレフィン系エラストマーであり、自社開発のメタロセン触媒技術を用いることで、結晶構造をナノオーダーで制御できる。その結果、透明性が高く、耐熱性(軟化点:70℃)、柔軟性、ゴム弾性のすべてに優れ、従来品では得られなかった高い次元での性能バランスを実現した。改質材としてのほか、主材としての用途も格段に広がったという。
主材用途としては、電子・光学材料分野などでの保護フィルムや、各種シール材への利用が見込まれる。改質材用途としては、ポリプロピレン樹脂との混合で、透明性を損なわずに耐衝撃性および耐傷付性を同時に高いレベルで保持可能という「ナノ構造制御の特長をいかした画期的な性能を発揮する」(同社)。
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