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三洋電機は、同社としては初となる携帯電話音源LSIシリーズを発売した。機能が異なる3製品からなり、最大128和音対応の「LC823872」のサンプル単価は800円。
同社は今まで、ポータブルMDプレイヤーなどの民生オーディオ用の音源LSIを開発してきた。今回発売した新製品では、これらの開発で培った低消費電力技術、広帯域補正技術を活用した。さらに同社独自のパッケージング技術「ISB(Integrated System in Board)」を融合し小型化を実現したという。同技術はSiP技術と共通点が多いが基板の薄型化が可能な点が大きな特徴と同社デジタルオーディオ開発部の小島健一氏はいう。
さらに、フュートレック社製の音源コアを搭載することで3Dサラウンド機能も実現した。なお、この音源コアは、先日発売されたNECエレクトロニクス社の音源LSIにも搭載されている(2005年3月30日弊社ニュース記事参照)。
製品の仕様は以下のとおり。LC823872は、電源電圧が内部1.5V、I/O 1.8V〜2.8V。パッケージは大きさ5mm×5mm×1.2mmの64端子FBGA。「LC823553」は最大64和音対応で、MP3およびAACのデコーダを搭載。電源電圧は内部1.8V/1.3V、I/O 2.85V。パッケージは6.1mm×6.1mm×0.9mmの64端子WL-CSP。サンプル単価は1000円。「LC823501」はLC823553の廉価版にあたり、最大64和音対応でMP3デコーダを搭載している。電源電圧は内部1.8V/1.3V、I/O 2.85V。パッケージは6.0mm×6.0mm×0.8mmの89端子PFBGAでサンプル単価は600円。
(鴨川 学)
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