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2005年04月25日
両方向に回転できる小型トルクリミッタ
NTNは、主に事務機器向けとしては世界最小レベルのサイズ、両方向に回転できるトルクリミッタを開発した。大きさは、外径が14mm、長さが12mm。
トルクリミッタは、プリンターや複写機の給紙部などに使用される機械部品。従来は組み立て後にトルク調整を行っていたが、新製品は部品寸法の管理でトルク設定を行う。そのため、組み立て後のトルク調整が不要な構造になり、ばね形状を直径方向および長さ方向に小さくすることができた。また、外側樹脂ケースの外径を20%、長さを30%小さくしている。
トルクリミッタ自体を小さくしたため、給紙部のゴムローラを小型化できる。新製品をゴムローラに内蔵して一体型できるので、省スペースタイプの機器設計に貢献する。さらに、部品点数を削減するだけでなく、ゴムローラーなど消耗品の交換だけで済むなど、製品の使い勝手をよくすることが大きな特長だ。
従来のトルクリミッタは逆回転しなかったため、プリンターの排出部で紙が詰まった時など、取り除く時に紙が破れてしまうこともあった。新製品なら、ばねと内部部品の係合方式を変更して、トルクリミッタ自体を両方向に回転できる機構として、紙破断の問題をなくした。リミッタの内輪には含油焼結金属を用いて、メンテナンスフリーとしている。
プリンターなど事務機器に適したトルクリミッタ(左:ゴムなし、中:ゴムあり、右が従来品)
トルクリミッタを小型化したので、ゴムローラー内部に組み込める
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