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富士フイルムは、プラズマディスプレイパネル(PDP)用の電磁波シールドフィルムを開発した。透明フィルム上に銀塩による微細なメッシュパターンを形成し、優れた電磁波シールド性と高い可視光透過率を両立させたもの。今後、量産に向けて開発を進め、2006年より本格的に事業展開していく。
PDPはパネル本体から発生する電磁波の漏洩を防ぐために、パネル前面に電磁波シールドフィルムを装着している。同社は銀塩写真技術を応用し、透明フィルム上に銀塩による微細なメッシュパターンを形成し、シールドフィルムとした。これにより、優れた電磁波シールド性を持ちつつ、可視光透過率が高く、画質の向上につながるフィルムを実現した。
高感度の銀塩を利用して、デジタル露光を行うため、自由なメッシュパターンを描ける。そのため、パネルの仕様に応じて大きさや精細度などを柔軟に変えられる。また、現像された銀の黒味をいかした電磁波シールドフィルムを提供して、画面上でよりリアルな黒色を表現できる。
従来の方式に比べて製造工程がシンプルなので、将来コストダウンと安定供給が見込める。ロールフィルムの形態で供給可能なため、パネルの反射防止加工など、さらなる複合化が容易である。
同社は、5月22日〜27日に米国マサチューセッツ州ボストンで開催されるSociety for Information Display 2005(SID2005)に、この電磁波シールドフィルムを出展する予定だ。
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PDP用の電磁波シールドフィルム
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メッシュパターンの拡大図(258μm)
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