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日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会(JPSA)は、2006年度より「CAD利用技術者試験の1級試験」を大幅に改訂する。
改訂内容は大きく二つ。2次元CADが対象となるCAD利用技術者1級試験を建築と機械の選択制にした。さらに、これまでは実技試験のみだったが、それぞれの分野の技能を問う実技試験と、専門知識を問う筆記試験の併用とした。
機械の実技試験では、ねじ、軸継手などの機械要素とその組み合わせの応用力を問われる。筆記試験は25問。機械製図の知識と設計情報の活用方法や製図の基本について出題される。2007年度には、電気、電子、土木CADなど1級実技試験の選択肢を増やすことも検討中だという。
これまで累計で40万人以上の技術者が受験しているCAD利用技術者試験は1990年の創設以来、15年経った。近年、設計者にはますます高い専門性と深い実務知識が求められている。特に受験対象者の多い機械設計と建築設計分野からは、資格試験をより実務レベルに近づけるべきという声が高かった。今回の改訂は、受験者を始めとする産業界からの呼びかけに応えるかたちで実施される。各専門分野で経験を積んできた技術者が自らの技術レベルを測定できる試験になれば、資格制度そのものの利用価値も高まるはずだ。
また2003年から開始された「基礎試験」は、試験方式をコンピュータベースからWebベースへと切り替える。Webへ接続したPC端末からいつでも受験できるようになれば利用機会はさらに広がる。同協会は、基礎試験、2次元CAD利用者を対象とした2級試験と1級試験のほかに3次元CAD利用者を対象の試験も実施している。
(山下徳里子) |