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安川電機は、マトリクスコンバータ方式の高圧モーター用ドライブ装置を開発した。電源波形と出力波形がともに正弦波であるため、あらゆる高圧モータードライブに適用できる。電源回生機能を備え、電源高調波レス、モーターサージ電圧レスを実現した。3kVクラス(200kVA〜3000kVA)と6kVクラス(400kVA〜6000kVA)の2製品系列を用意する。販売開始は、スタンダード用途が9月21日、ハイパフォーマンス用途が12月21日。2005年度に20台、2006年度に100台の販売を計画している
高圧ドライブでインバータの適用が拡大しているが、頻繁な加減速運転を行う用途では、減速時の回生電力を処理するためにPWM(パルス幅変調)コンバータなどが別途必要となる。そのため、設置スペースや、電圧波形歪みによる電源高調波、モーターサージ電圧が課題となっている。
電源高調波対策とモーターサージ電圧対策が不要な直列多重形高圧インバータの利用も進んでいるものの、回生電力が処理できないため、頻繁な加減速運転を行う用途や、加減速応答性が必要な用途には適用できない。
同社は、交流―交流直接電力変換回路「マトリクスコンバータ回路」を応用し、あらゆる高圧モータードライブに適用可能な高圧ドライブを開発した。「高圧インバータ適用時の課題など、すべての課題を一挙に解決できた。さらに、モーターの電力回生による省エネルギー性向上で、地球温暖化防止や改正省エネルギー法順守に貢献する」(同社)
主な特徴は以下の通り。
・電源回生機能とPWM制御により、ダイナミックな加減速運転や応答性のよい運転が可能
・電源、モーターの電圧/電流が正弦波であるため、電源高調波対策、モーターサージ対策などが不要
・高調波対策機器、制動ユニットなどの周辺装置が不要で、入力トランスを内蔵しており、省スペース化、配線コスト低減が可能
・交流電源から交流電圧を直接出力するため、低速で重負荷運転を行う場合でも装置容量にマージンが不要
・力率0.95以上、効率約97%で省エネルギーに貢献
・主回路電解コンデンサレスなので、省メンテナンスと信頼性向上に寄与
・PLC機能搭載によりインテリジェントな運転が可能
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