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NI帝人商事の子会社である帝健は、バーチャルリアリティ(VR)グローブ「StrinGlove」を製品化した。22個所ある手の全関節の動きを計測できるセンサーを備えている。医療シミュレーション、福祉(手話)アプリケーション、遠隔操作アプリケーションなど向けVRコミュニケーションツールとして展開する。販売は旭エレクトロニクスの大阪営業所が行う。
同VRグローブは、京都大学医学部附属病院医療情報部講師/副部長の黒田知宏氏が開発した。しかし国外製パーツを利用していたため、高コストという課題があった。そこでセンサー専業メーカーのアミテックと、京都医療技術短期大学講師の田畑慶人氏が特許出願や開発に協力したほか、帝健もセンサー部分貼り付け技術を中心とした手袋製造面で開発に参画し、製品化を実現した。
計測可能な自由度は22あり、手の関節すべての動きをカバーしている。センサー自身が手形認識機能を備えているため、複雑な演算をコンピュータで行うことなく、簡単にアニメーション、ゲーム、手話認識などのソフトウエアを開発できるという。
センサー部分は構造が簡単なので着脱できる。国産パーツを利用しているため、手袋本体の洗濯や修理などが容易。サイズや色など、選択肢を広げた商品提供も行いやすい。
帝健は、6月22日〜24日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される産業用バーチャルリアリティ展(IVR展)に、同VRグローブを出展する予定だ。その際、開発者である黒田氏が説明デモンストレーションを行う。
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バーチャルリアリティ手袋「StrinGlove」
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