 |
UGSPLMソリューションズは、適切な時機の新製品の開発と市場投入を果たし、規制遵守まで視野に入れたTeamcenter2005を発表した。
製造業を取り巻く環境の変化は激しい。製造メーカーにとって、今一番大切なのは組織内外の多数の人々のアイデアや知識を集積して、製品の買い手からみて魅力ある製品を適切なタイミングで市場投入することだ。そうしなければ、収益を上げることが難しいとまでいわれる。また、複数の設計、製造拠点間で情報の誤差がない環境をつくることで、質の高い製品を短期間に開発できるようにすることである。製造メーカーは関連法令や規制を遵守し、安全な製品を世の中に送り出す義務を負っている。
Teamcenterは一般に普及しているMicrosoftの事務系ソフトとの連携を強化させ、CADを利用する設計者以外のアイデアも製品開発の段階で、設計図に取り込みたいというユーザーニーズに応えている。マルチCAD対応についても大幅に拡張させた。UGS NX CAE/Routing、Autodesk Inventor、Mentor Graphicsハーネス、Cadence PCB、Zuken PCB、ECADビジュアライゼーションのサポート機能が追加されている。
法令を守るためには、その体制の確立や文書の整備には膨大な費用と時間がかかる。しかし、きちんとした対応を取らないと、企業収益に影響を与えかねない。Teamcenter2005からは、
(1) Sarbanes Oxleyコンプライアンス管理規格、
(2) ELV (車両破棄規制)、RoHS (有害物質規制)、WEEE (電子・電気製品破棄規制) などの環境管理基準、
(3) CFR Part 11および820などの医療機器規格、
(4) ITAR (国際武器取引規制)、EAR (輸出管理規制)
などの輸出規制へ準拠しているかどうか、ユーザー自身が自ら確認できるようにしている。
同社は、製品の保守、整備、修理情報を管理するTeamcenter for MROをTeamcenter製品群の一つとして、Teamcenter2005に先駆けて2005年4月に発表している。
(山下徳里子)
|