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マイクロテックは、自動的に昇圧と降圧動作を切り替えて出力電圧を制御するCuk(チューク)コンバータ用IC「HV9930」の輸入販売を開始した。バッテリを電源とした自動車用のLED照明や、液晶バックライトに向ける。
Cukコンバータは、入出力間をコンデンサで結合した反転型DC-DCコンバータ。昇降圧動作の自動切り替えのほか、連続導通モードで低ノイズといった利点を持つが、安定動作に複雑な補償回路を必要とする。
HV9930の制御方式はヒステリティック方式で、応答特性が良好な上、複雑な補償回路が要らないという。出力側のインダクタ電流があらかじめ設定した上限と下限の範囲内に収まるように、スイッチング動作を制御する。インダクタ電流が上限の電流に達するとスイッチをオフにし、下限に達するとスイッチをオンにする。インダクタの平均電流を維持するように制御するため、スイッチのオンとオフの時間および動作周波数は、入力電圧と出力電圧変化に応じて変動する。ヒステリティック方式は、新製品を開発した米Supertex社が特許を出願中。
PWM入力により、0〜100%の輝度調整が可能。入力電圧は8V〜200Vで、ジャンクション温度は125℃。パッケージは2種類用意している。8端子のDIPの単価は0.87米ドル、8端子SOは0.91米ドル(それぞれ1000個購入時の単価)。
(川村 祥子)
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図1 「HV9930」の標準アプリケーション回路
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図2 「HV9930」
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