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富士重工業は、現在開発を進めているハイブリッド車向けモーターシステム「ターボパラレルハイブリッド(TPH)」と車載用電池「リチウムイオンキャパシタ」についての技術情報を公開した。
ターボパラレルハイブリッドは、同社がクリーンエネルギー車の動力源として、量産を視野に入れて開発に取り組んでいるシステムだ。エンジンとオートマチックトランスミッションのあいだに、薄型で最大駆動出力10kwのモータージェネレータを挟み込む構造。ミラーサイクルを採用した水平対向ターボエンジンと同モーターを組み合わせると、中速以上の動力性能は従来通りとしつつ、低回転域でのトルク低下をモーターで補うことができる。その結果、全回転域にわたる優れた加速性能と燃費性能を両立できる。
一方のリチウムイオンキャパシタは、大容量の電気エネルギーを急速充放電できる特性と耐久性など、従来のキャパシタの特長を生かすと同時に、課題だったエネルギー密度を飛躍的に増大させた。
具体的には、負極にリチウムイオンを吸蔵する新開発の炭素材料を、電解質にリチウムイオンを使用し、あらかじめ負極に多くのリチウムイオンを吸蔵させる「プレドーピング」と呼ばれる手法を採用。これにより、負極の容量を増大させるとともに電位差を高め、正極の性能劣化を起こさず高電圧を取り出せるようにした。
両技術は、2007年度に試験的な市場導入を予定しているハイブリッド車に搭載する予定だ。
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