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2005年08月23日
カメラ付き携帯向け、費用対効果の高い非球面レンズ用プリフォーム
非球面レンズ用プリフォームに利用可能な
精密ガラスゴブ
ドイツの特殊ガラスメーカーであるSchottAG社は、マインツ工場にて精密ガラスゴブの生産をまもなく開始する。
ガラスゴブとは、低ガラス移転温度(Tg)の高性能予備成形品のこと。精密ゴブは、ガラスの連続溶解工程から直接成形され、1個0.3〜20gで、重量の変動がないのが特長。ファイヤーポリッシュされ、表面は精密、高品質に仕上げられているため、非球面レンズに成形する前の特別な処理が不要。こうしたことから、精密ガラスゴブは、非球面レンズの製造に使用するプリフォームの代替品として、費用対効果の高い素材として注目を集めている。
デジタルカメラやカメラ付き携帯電話の生産が増え続ける間、アジア市場における光学部品の小型化へのニーズは健在だろう。現在、機器メーカーへ納入されるプリフォームはほぼ100%日本国内メーカーからの供給だという。
数個のレンズを使用する場合に比べて、単一の非球面レンズを使用すれば、レンズを使用する光学製品自体の小型化、軽量化に貢献できる。非球面形状は画像品質を高めるだけではなく、より高い解像度を実現できるため、同社は今後さらに高解像度が求められるカメラ付き携帯電話への使用を念頭に生産を開始する。
寸法や形状が特殊な場合、精密ガラスゴブから非球面レンズが製造できない場合もある。そのようなケースには、研磨球面レンズ、研磨ディスク、シリンダー、精密ボールなど、プリフォームでの提供も可能だという。今後は、低Tgガラスにより非球面レンズのプレス成形が可能になるため、顧客の要求する光学特性ニーズに合わせて、低Tgガラスの品揃えを拡大していく予定。
(山下徳里子)
参 考 :
独ShottAG社 日本法人サイト(ホームページ)
独ShottAG社(ホームページ)
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