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ジェービーエムは、米CNC社開発のCAD/CAM製品、Mastercamの次世代システム「MastercamX」をリリースした。米国では8月15日に発売、国内では同社が9月26日より発売を開始する予定。販売価格は、MastercamXミルレベル1が120万円、MastercamXミルレベル3が330万円、複合軸アドオンソフトのMulti-Axisが68万円(それぞれ本体価格)と発表された。
MastercamXは、前バージョンMastercamV9のバージョンアップ版ではなく、次世代システムと位置づけられる。ユーザーインターフェースは、Windowsベースとなり、ツールバーや、右クリックメニューなどのカスタマイズも容易。無制限のアンドゥ、リドゥ機能なども採り入れ、操作性も格段にアップさせている。
V9からの機能改良点は多岐にわたる。新規サーフェス作成コマンドを新しく2種類追加し、図1のように、面の作成に柔軟に対応できる。曲率の維持や円錐フィレットに対応し、ソリッドのフィレット機能を強化した(図2)。
高い操作性のCAMの条件の一つとして、工作機械との連携の良さは必須となる。V9では、図3のサンプル画面のように、工作機械ごとの操作デフォルト値を保存できるようにし、機械定義、制御機定義を導入して、ポストプロセッサと工作機械の親和性を高めている。事前に工場内すべての工作機械の特性を定義しておけば、選択した工作機械定義に準じたプログラムを自動生成する。工作機械を変更するには、事前に選択していた工作機械から、次に選択する工作機械までプログラムしたツールパスをドラッグ&ドロップすれば、そのツールパスが新しく選択した工作機械で正しく動作するかのチェックも可能だ。
さらに、多軸機械加工への対応も欠かせない。MastercamXなら多軸機械加工ツールパスタイプとツールの動き、軸の三つの重要な要素を完全にコントロールできる。たとえば、らせん状、ジグザグ、片道のツールの動きを使用した5軸部品の機械加工に対応し、真空で成形された部品を整え、表面縁の周りの5軸輪郭ツールパスなども作成できる。
その他、複合面加工時にテーパー付き工具とフラット工具の残し代にも対応(図4,5)、5軸加工ポートの追加以外にも、特徴的な機能として、ペンシル加工のピッチ追い込み機能を追加し、ツールパスの確認ができるバックプロット機能も大幅に改良された。
同社は8〜9月には全国13カ所で、既存ユーザー向け新製品説明会、マスターキャンプを開催する予定。
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