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2005年08月29日
圧力保持時間の消費電力をなくしたハイブリッド油圧ポンプシステム
可変ピストンポンプの95%の消費電力で動くハイブリッド油圧ポンプシステム「スーパーエコリッチ」
ダイキン工業は、同社の可変ピストンポンプ製品の95%の消費電力で動作するハイブリッド油圧ポンプシステム「スーパーエコリッチ」を開発した。間欠運転を行い圧力保持時間中の消費電力をほぼゼロに抑えて、消費電力の低減に成功した。価格は3連ブロック搭載時で55万円。2005年12月から販売を開始する。
スーパーエコリッチは、総運転時間の9割を占める圧力保持時間に着目し、自律的な間欠運転を行う仕組みを開発した。圧力保持時間の電力消費をほぼゼロにした結果、運転時全体の消費電力を従来比95%減とした。
保圧時は電動機を停止することから、油温上昇が小さくなる。油量を低減できると同時に、作動油冷却用のラジエータも不要とした。ラジエータの清掃も不要になるため、メンテナンス性は大きく向上した。
タンク容量は3.0Lで、可変ピストンポンプシステムの70%程度と小さくし、廃油処理量も少なくなった。占有体積も60%とし、工作機械自体の小型化、省スペース化を可能にする。
そのほかの主な仕様は以下の通り。
最大吐出量:30リットル/分
最高使用圧力:7.0Mpa
出力:2.2kW相当
同社は、8月30日〜9月2日に東京ビッグサイトで開催される第21回フルードパワー国際見本市に、同製品を出展する予定。
95%の省エネ達成のメカニズム:保圧時に逆止弁で圧力を封じ込め、油圧ポンプを停止。封入圧力を圧力センサーでモニターすることで、設定値以下に低下した場合のみ、ポンプを起動し圧油を補充する。この自律型間欠運動圧力制御機能により、マシニングセンタ搭載の油圧ポンプ動作の90%以上を占める保圧時の消費電力をほぼゼロとした。従来の可変ピストンポンプ使用時の年間電気代は42,000円(年間300日、15Hrs/日稼働、15円/kWh条件で試算)、スーパーエコリッチを使用すると年間の電気代は約2,000円。
問い合わせ先:
ダイキン工業 03-5822-5441
参 考 :
ダイキン工業(プレスリリース)
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