 |
日産自動車は、神奈川県横須賀市追浜の日産テクニカルセンター敷地内に、バリア衝突実験場に次いで開設した「日産先進衝突実験場」を公開した。この実験場では、実際の事故に近い状況が再現できる。主に車両同士の衝突事故における安全性の向上と、車の横転事故時の乗員保護性能の向上を目的とした実験を行う。
同実験場では、車両同士の衝突において、正面衝突(180°)や側面衝突(90°)だけでなく、衝突角度を185°〜85°まで5°刻みに変えたての実験も可能。さらに、同じ方向に進む車両同士が斜めに衝突する事故の再現も可能となった。その際の衝突角度は、7種類(5°、10°、15°、30°、45°、60°、75°)選べる。
横転時の乗員保護性能については、米国の法規(FMVSS208)に定められた台車式試験に加え、同社が実際の事故に即して策定した3種類の試験「トリップテスト」「ディッチテスト」「コークスクリューテスト」を含む合計4種類の評価に対応している。
同社では「この施設の導入で、今後得られる実験結果とシミュレーションを組み合わせ、より現実的で的確な車両開発を可能にする」と説明した。
|