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2005年09月22日
−40℃〜+125℃で誤差±0.5°の角度計測が可能な磁気式小型回転角センサー
 

「高精度非接触回転角センサ」に搭載した
回転角センサーIC(左)と2個のホール素子(右)

回転角センサと磁石の配置例
 旭化成エレクトロニクスの100%子会社である旭化成電子は、低温および高温、振動、発塵といった厳しい環境下でも使用できる磁気式小型回転角センサー「高精度非接触回転角センサ」を開発した。−40℃〜+125℃という温度範囲で、角度誤差±0.5°以内の精度で計測が可能。11月にサンプル出荷を、2006年6月に量産出荷を開始する。2008年度に5億円、2010年度に15億円の販売を目指す。

 新開発の回転角センサーは、自動車用モーター制御やステアリング角度検知、ロボット、工作機械用途向けの製品。こうした分野で高精度な回転角検出ニーズが年々高まってきている。従来の回転角センサーの場合、光学式回転角センサーには高温域での寿命低下と小型化による角度分解能低下、抵抗式ポテンショメーターには接点摩耗などによる信頼性低下、などの問題を抱えていた。

 高精度非接触回転角センサーは、薄膜形成技術を駆使した高感度ホール素子と、角度精度の温度依存性を補償する独自アルゴリズムの開発により、広い温度範囲での高精度計測と高信頼性の実現に成功した。

 温度補償などに利用するASICには不揮発性メモリーを搭載し、ホール素子の駆動条件やゲインを変えられる。ホール素子とASIC間の配線短絡や断線、過電圧検出、電源電圧低下などの故障検出機能も備える。

 角度分解能は12ビット(0.1°相当)ある。センサー出力はアナログおよびデジタルの両方に対応しており、デジタルインターフェースにはSPIを採用した。

 両社は、10月4日〜8日に幕張メッセで開催されるCEATECJAPAN 2005に高精度非接触回転角センサを出展する予定だ。
  
連 絡 先 : 旭化成電子 03-6911-2800
   
参  考 : プレスリリース
   
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