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豊田自動織機とトヨタ自動車は、フォークリフト用燃料電池ハイブリッドシステムを開発した。豊田自動織機が同システム搭載フォークリフト「トヨタFCHV-F」を開発し、10月11日〜10月15日にドイツのハノーバーで開催されるCeMAT2005に参考出品する。
燃料電池フォークリフトは短時間で燃料を充填でき、バッテリ式フォークリフトに必要なバッテリの充電、補水、交換といった煩雑な作業を大幅に減らせる。さらに、燃料を供給すれば常にパワーを持続できるため、放電の影響で電圧が低下するバッテリ式よりもフォークリフトの稼働効率が向上する。
豊田自動織機は「特に大型物流センターなどでフォークリフトが、24時間連続使用されるケースの多い北米市場では、こうした特徴を持つ燃料電池フォークリフトに大きな期待が寄せられている」と述べる。
両社の開発したハイブリッドシステムは、固体高分子形の燃料電池を使用している。出力は30kWあり、システム電圧は80V。燃料は水素を使用し、高圧タンクで供給する。タンクの最高充填圧力は35MPaある。
豊田自動織機はトヨタFCHV-Fを開発するにあたり、技術的ノウハウの蓄積と他社製品との差別化を狙って、駆動部であるフォークリフト用エンジンやACモーター、その駆動システムを自社開発した。このフォークリフトの主な特徴は以下の通り。
- 最高出力20kWの電気2重層キャパシタと組み合わせたハイブリッド構成を採用し、起動、停止が頻繁で電流の出入りが激しいフォークリフトの特性に合わせた。これにより、燃料電池を効率よく作動させるとともに、制動時の回生エネルギー活用でシステムの高効率化を実現した
- 燃料電池スタックや高圧水素タンクなどのコンポーネント類をカートリッジ式フレームに一括搭載するモジュール構成とし、既存バッテリとの置き換えを可能とした
開発したフォークリフトのサイズは、全長3,595mm、全幅1,215mm、全高2,190mm。無負荷時の最高速度は18km/時。定格荷重は2,500kg。
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燃料電池ハイブリッド方式フォークリフト「トヨタFCHV-F」
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