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2005年10月17日
安定性に優れ、自律航行できる産業用無人ヘリコプタ
 
 ヤマハ発動機は、自律航行タイプの産業用無人ヘリコプタ「RMAX G1」を開発した。地上局からの操作により、3次元空間でリアルタイムな飛行が可能で、あらかじめ作成した飛行計画にもとづいて、自動的に移動するプログラム飛行も行える。無人ヘリコプタのため、有人機が立ち入れないような危険な場所の情報収集や調査、観測に威力を発揮する。

 2006年春に発売する予定で、CCDカメラ付き機体2台と地上局セット1台の税別価格は1億3,000万円。5セット/年の販売を目指す。行動半径は5km、燃料タンク容量は11リットルで、90分間の飛行が可能。最高速度は20m/秒。ペイロードは10kg。

 姿勢制御装置「YACS」とGPS装置「RTK-DGPS」を搭載しており、あらかじめプログラムした飛行計画に従って飛行する。そのため、地上局などから視認できない地点の飛行でも正しく自律制御できる。飛行プログラムの作成は、パソコン上の地図データで座標を指定し、座標点を組み合わせるだけでよい。

 無風状態なら、指定された空間座標から1m以内に静止できる高い安定性を備えている。GPSのデータから速度を計算し、移動時には指定速度を守る。機体側で電波状況などを常に監視し、異常発生時には記憶する離陸地点に自動的に帰還する。

 用途に合わせて、CCDカメラや赤外線カメラ、観測用スチルカメラ、ビデオカメラ、測量用レーザー装置などのさまざまな機材を搭載できる。そのほかの主な仕様は以下の通り。

・メインローター直径:3,130mm
・テールローター直径:540mm
・全長:3,630mm
・全幅720mm
・全高1,220mm
・質量84kg
・使用温度範囲:−10℃〜45℃
・飛行可能風速:平均10m/秒以下、最大15/秒以下

 同社では、10月19日〜21日に東京ビッグサイトで開催される危機管理産業展2005に、同機を出展する予定だ。

自律航行型の産業用無人ヘリコプタ「RMAX G1」
  
参  考 : ヤマハ発動機(プレスリリース)
   
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