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クラレプラスチックスは、ホース内を流れる流体温度によって色相が変わる「感温ホース」(仮称)を開発した。価格は一般的なホースの2〜3割増しとなり、初年度には5,000万円、3年後には3億円の売り上げを目標としている。φ19〜50mmを標準サイズとしている。
温度の変化で色相が変わる特殊材料を練り込んだ繊維をホース表面の芯材部に採用している。この繊維は感温材料のメーカーであるパイロットインキと共同で開発した。3原色を組み合わせて発色させているため、白色から黒色までほとんどの色相を表現できる。感温対応温度範囲は-10℃〜60℃で、一般的な製造工程の温度をカバーし、設定温度±0.5℃の温度範囲で変色する。塩ビ、ウレタン、ポリプロピレン(PP)、熱可塑性樹脂などの一般的なホース用樹脂材料に加工できる。同材料は食品衛生法に適合している。変色機能は、直射日光に長時間晒されると低下することがあるが、室内で直射日光が当たらないところなら、半永久的に効果が持続する。
色の組み合わせはさまざまに設定できる。たとえば、40℃になると変色して異常を知らせるホースでは、40℃以下の温度では紫色、40℃以上の警戒温度では赤色となる。
同社は、工業、産業、農業などさまざまな業界において需要を開拓し、商品企画についてはユーザーの要望やニーズに合わせて共同で開発を進めるという。
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感温変色による色相差のサンプル例
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写真中の2本のホースにおいて、手前のピンク系の色が設定温度を、 奥のブルー系の色が設定温度以下を示している。
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