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ホソカワミクロンとホソカワ粉体技術研究所は、極めて狭い粒度分布が特徴の微粒子製造システムを開発した。たとえば電子写真用トナーを製造すると、平均径D50の粒子が6μm程度という粒度分布に収まり、円柱状の均一微粒子が得られる。中空円柱状など、製造する粒子の形状が制御できる。ホソカワミクロンでは、電子ペーパーや、プラズマおよび液晶ディスプレイ用スペーサーなどに適用可能としている。2006年1月に販売を開始する。20億円/年の受注を見込む。
新開発の微粒子製造システムは、従来の乾式粉砕分級システムやケミカル法、重合法などと異なり、メルトブローン法と呼ばれる紡糸技術と同社の総合的粉体技術を組み合わせて実現した。電子写真用トナーを始め、溶融時に適度な粘性を持つ材料全般、樹脂類、ガラスなど、これまで微粉砕が困難だった素材にも適用できる。高濃度ワックスを含有したトナーの製造も可能である。
乾式処理であるため、ケミカル法に比べ運転コストを大幅に減らせる。微粉ダストの分級除去も不要なため微粉のリサイクルが不要で、97%以上の歩留まりを実現する。「省エネルギーかつ環境負荷の低減などに秀でた特性を持ち、設備費、生産コスト、量産性に優れる」(同社)
この微粒子製造システムの詳細は、10月31日にホソカワ粉体技術研究所で開催する第12回ホソカワ粉体工学シンポジウムで発表する予定だ。
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