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三菱重工業は、放電加工グラファイト電極向けの専用加工機「M-V4050G」を発表した。徹底した粉塵対策を施した乾式加工用の立形マシニングセンタで、粉塵処理に手間取ることがなく、メンテナンスを容易にした。駆動機構にはシールを施して粉塵の侵入を防ぎ、安定した加工性能を維持できる。価格は標準タイプが1,900万円。初年度に約100台の販売を見込む。
グラファイト電極は、複雑な形状や微細な製品の成形に必要な、精度の高い金型の仕上げに用いる放電加工機の最重要パーツだ。この電極の素材となるグラファイトは、加工工程で粉塵が大量に発生するため、専用加工機は粉塵対策がポイントとなる。
新開発のM-V4050Gでは、機内を密閉する全閉形ガードを標準装備しており、加工中の粉塵をすべて機内で処理する粉塵対策により機外への飛散を抑える。また大型の集塵機を採用し、機内の3つの集塵口から、浮遊、落下する粉塵を収集して除去する。さらに機内に残って堆積する粉塵は、カバー側面扉から機内清掃用ノズルで取り除ける。
ボールスクリューやローラーガイドなどの駆動系機構にはシールを施し、粉塵の侵入を防いで加工性能の安定化を図った。高さ2,976.5mm、所要床面積2,971mm×3,484mmのコンパクトな機体にもかかわらず、各軸のストロークはX軸800mm、Y軸510mm、Z軸460mmと大きい。テーブル上ワーキングエリアも1,000mm×550mmと広く取り、段取りを容易にしたことで、自動車から家電製品まで多様な加工に対応できる。
同社は、広島県福山市で開催中の広島県工作機械器具展に、M-V4050Gを出展する。
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放電加工グラファイト電極向け専用加工機「M-V4050G」
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