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安川電機は、物流倉庫で袋や箱、ビン、缶などパレットに載せ、倉庫棚への整列と積み上げ作業をするパレタイジングロボットの新製品を開発した。従来モデルMOTOMAN-SPシリーズの後継機として、11月21日から「MOTOMAN-EPLシリーズ」の販売が開始される。EPL160は最大可搬重量が160kgで箱や袋の整列と積み上げ作業向け、EPL300は最大可搬重量300kgで、ビンやペットボトルなど飲料の整列、積み上げ作業向けである。販売価格はコントローラ込みで、EPL160が600万円(税込)、EPL300は620万円(税込)。
MOTOMAN-EPL300は、同社従来機種と比較して移載速度と、最大可搬重量を1.2倍アップした。300kgの搬送物を水平移動距離2,000m、上下方向移動距離400mmの条件で1,200回/時の移載が可能。さらに今回はロボットのアームに改良を加え、1,600×1,600mmサイズのパレットで高さ2,363mmまで、1,300×1,300mmサイズのパレットでは高さ2,624mmまでの整列、積み上げ作業を可能にした。
搬送物には菓子袋や米袋のように形状が安定しないものや、ビンなど取り扱いに注意を払わなければならない製品が多い。ロボットの先端に装備される搬送物の把持装置はエア駆動、吸引などで空気圧を多用する。しかし、エアホースは電線より太く、柔軟性に欠ける場合が多く、把持装置までの配管を各現場で工夫する必要があった。さらに、配管後もホースが折れたり、周囲の干渉受けないようにするために、事前の動作確認なども必要だった。
同シリーズはエアホースをロボットアーム内へ収納したため、作業前の動作確認は不要になる。そのためロボットの設置位置の変更や段取り替えにかかる時間を短縮できる。φ7.5mm、6本と従来機種と比べると3倍のエアホースを収納し、エアホース総断面積は4倍の(265mm2)になる。EPLシリーズは、ビンなどの重量物をつかみ、吸引するための十分なエア容量を確保している。
(山下徳里子)
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