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東京電力、三菱化学、JFEホールディングスの3社は、ジメチルエーテル(DME)を燃料として利用する技術に関する研究を共同で進める。三菱化学の筑波事業所内にDMEの貯蔵タンクや気化器などの設備を設置し、既設の産業用ガスタービン発電設備とボイラー設備をDME仕様に改造して、研究施設として使用する。すでに工事を開始しており、燃焼試験を2006年2月から2007年3月末にかけて実施する予定。
DMEはオゾン層破壊の懸念がないことから、フロンの代替としてスプレー噴射剤などに利用されている。その一方、天然ガスや石炭、バイオマス燃料などさまざまな原料から製造できるほか、燃焼過程で黒煙や硫黄酸化物が発生しないのがメリットとなる。こうした理由から、エネルギーセキュリティおよび環境の観点から燃料としても注目されている。
3社は燃焼試験を実施し、運転性能、排ガス特性といった技術評価を行う。研究過程では燃料ユーザーの視点に立ち、DMEを実際に使用するケースと同じ環境で試験することにより、信頼性、安全性、運用・保守性など実用面の課題も抽出する。
各社の分担だが、東京電力は研究計画の策定とガスタービン発電設備の燃料転換・性能評価試験研究を、三菱化学は試験場所の提供、ボイラー設備の燃料転換・性能評価試験研究を、JFEホールディングスは、燃料の性状および輸送に関する研究を分担するという。
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