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日立ディスプレイズは、26万色のQVGA(320ピクセル×240ピクセル)表示が可能で、輝度400cd/平方m、コントラスト比700:1の携帯電話機用2.4型TFT液晶ディスプレイ(LCD)を開発した。同社が高画質テレビ用LCD「IPS液晶」に搭載している「In-Plane Switching Provectus(IPS-Pro)」技術を採用し、消費電力を増やすことなく輝度を同社従来品比1.5倍、コントラスト比を同2倍という高画質化に成功した。2006年1月にサンプル出荷を開始し、2006年6月より量産する。
同社のIPS液晶は、見る角度でコントラストや色調が変化するというLCDの視野角問題を、視野角補償フィルムなしで大幅に改善可能で、「斜めから見ても美しい画像を再現できる」(同社)という。「携帯電話機やデジタルカメラに保存した写真や映像を複数人で一緒に見るときなど、さまざまな角度から高い画質で画像を楽しめる」(同社)。
新開発のLCDは、画素構造の設計を改良することで、バックライトからの光の透過率を高めた。小型高精細液晶に適用するため、高精細画素配線の工夫と配線微細加工などの技術改善も実施した。その結果、輝度とコントラスト比が高まった。視野角は上下左右170°以上あり、色再現性はNTSC比72%となる。
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