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2006年01月25日
ElectronicsWeeklyから:
RoHS博士があなたの疑問にお答えします 3
今回は、同じような質問が2通送られてきたので、紹介します。
<質問>
拝啓
RoHS博士殿、
・RoHS指令施行日の2006年7月までに行われるハードウエアサービスや製品修理に関して、RoHS指令で禁止されている物質をどう扱えばよい か、教えてください。
例えば、NiCad電池は販売されなくなりますが、私がサポートしているすべての点字記録器に使われており、困っています。これまでの古 い基板で使っていた錫/鉛はんだの上に、鉛フリーのはんだを使うことになるのでしょうか?
Blazie社
Dave Godfrey
拝啓
RoHS博士殿、
・鉛フリー部品は、錫メッキすることで鉛相当品とすることができますか?「できる」と言う人もいれば、「できない」という人もいます。私はこのことでとても困っています。我々は1950年に作られた製品のサービスをまだ行っています。音楽業界における製品は、決して陳腐化してしまうことはありません。暫くの間、時代遅れになってしまう時期があっても、必ずまた見直されるものなのです。両方のスペアパーツをストックしておくことに関して、悩んでいます。
JHS&Co社テクニカルマネジャー
Kevin Aston
<回答>
RoHS指令によると、2006年7月までに上市すれば、サービス対象製品やアップグレード品にRoHS指令に準拠していない部品や鉛材料を使うことができます。RoHS指令はバッテリに特定の規定ではなく、別に存在するバッテリ指令と区別して扱われています。
現在のバッテリ指令では、NiCad電池は禁止されていません。ですからGodfreyさんは、今使っているものをそのまま使うことができます。しかし、2008年に施行予定のバッテリ指令では、Cdの濃度が20ppm以上の電池を携帯機器に使用することを禁じるであろうと見られています。
点字記録器は、医療用機器でしょうか?もしそうであれば、次のバッテリ指令で適用外となるかもしれません。あるいは、NiMH電池向けに再設計を検討してみてはいかがでしょうか?
Astonさんのメッキに関する質問の方ですが、BGAパッケージを含むいくつかの例外を除いて、鉛フリー部品は鉛相当品にすることができます。一方、鉛を含む部品は、鉛フリー品に作り直そうとすると、接続に関する信頼性が低くなる可能性や、鉛がはんだ層を汚す可能性があるため、そのような置き換えはできません。
RoHS博士への問い合わせは、
dr.rohs@electronicsweekly.com
までメールして下さい(英語のみ受付)。
関連ニュース :
2006年1月25日−ElectronicsWeeklyから:RoHS博士があなたの疑問にお答えします
2006年1月25日−ElectronicsWeeklyから:RoHS博士があなたの疑問にお答えします 2
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