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三菱電機は、離れた場所の風向と風速を計測できるシステム「小型光ファイバドップラーライダシステム/LR-Fシリーズ」を発表した。レーザー光を利用したレーダーであるライダ(LIDAR:LIght Detection And Ranging)技術により、最大2.3km離れた地点の風向と風速を測定できる。本体の外形寸法は60cm角以下に抑え、従来製品に比べて1/3以下とした。税別価格は1,200万円から3,500万円。
光ドップラーライダシステムは、レーザー光で空間を3次元的にスキャンし、大気中の塵や微粒子などのエアロゾルで散乱して戻ってきた光のドップラー周波数シフトから風向と風速を測定する装置である。電波を利用するレーダーと異なり、無線局免許が不要で、人間の目に安全な波長帯のレーザー光を使用しているため、低騒音な点がメリット。
LR-Fでは、測定に使うレーザー光の波長として、光ファイバ通信用に用いられる1.5%m帯を採用した。その結果、光増幅器を始めとするすべての光部品が光ファイバ通信用の汎用品で構成可能となり、小型化できた。大きさは幅57cm、高さ53cm、奥行き57cm、重さは45kgと、従来製品よりも可搬性に優れている。
また、配線が不要な一体型構成にしたため、設置開始から測定まで5分以内で完了可能だ。パソコンのタッチパネル操作機能の採用により、操作性もより高まった。
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レーザー光を利用したライダ技術で離れた場所の風向と 風速を計測できるシステム/LR-Fシリーズ(左:光アンテナ部、右:本体)
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