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NECとユニチカは、ケナフ繊維で強化したバイオプラスチックを共同開発した。ポリ乳酸樹脂に補強剤としてケナフ繊維を添加することで、その耐熱性を大幅に高めることに成功した。さらに、携帯電話機の筐体に求められるレベルの落下衝撃耐性および成形性も同時に実現している。NECは、2006年3月にNTTドコモから販売される携帯電話機「N701iECO」の筐体全面に、このバイオプラスチックを採用する。
植物資源由来であるバイオプラスチックのポリ乳酸は再生可能で、従来の石油系プラスチックに代わる新素材として注目されている。しかし、通常のポリ乳酸は耐熱性や強度などで劣るために、電子機器製品への採用については問題があった。
そこで、ユニチカはポリ乳酸樹脂「テラマック」の耐湿性を改良し、NECが開発した植物系柔軟剤と補強用充填剤を加え、さらに共同開発した成形性改良剤など独自の配合処方により、携帯電話機の筐体として利用できるレベルの耐熱性、落下衝撃耐性、成形性を備えたバイオプラスチックの実現に成功した。また、ケナフ繊維に加えて、特有の植物原料の添加剤を中心とした処方により、電子機器用バイオプラスチックとしては最高レベルの植物成分比率約90%を達成している。
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