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2006年02月06日
800万画素の小型カメラ搭載により映像で遠隔操作できるロボット
 
 情報通信研究機構(NICT)と日本ビクター(JVC)は、ハイビジョンの4倍の解像度を持つ800万画素超高精細画像技術と5本指分身ロボットを統合したシステム「ネットワークロボットビジョン」を共同開発した。小型カメラヘッドの実現により、視覚限界に迫る800万画素という超高精細映像を介し、ロボットを遠隔操作できる。

 ロボットの視覚能力および画像認識能力と、これにともなう性能、機能を改善するには、高い画素数の超高精細カメラの搭載が期待されている。しかし、従来の超高精細カメラは大型で据え置き用途だったために、ロボットへの適用は難しかった。

 日本ビクターは、800万画素カラーCMOS撮像素子を使用しているにもかかわらず、従来のカメラヘッド(幅279mm×高さ364mm×長さ540mm、重さ29kg)と比べ重量が1/18、体積が1/19という小型カメラヘッド(幅130mm×高さ105mm×長さ220mm、重さ1.5kg)を開発した。これにより、超高精細カメラのロボットへの搭載が可能となった。NICTと日本ビクターは、このカメラとNICTの開発した5本指分身ロボットを組み合わせて、遠隔操作するシステムを構築した。

 新開発のカメラは映像の臨場感を飛躍的に高められることから、ロボットの操作性および実用性が格段に改善される。解像度が高いだけでなく視野も広いため、例えば乱雑に置かれた数多くのものの中から、表面に印刷された小さな文字を頼りに特定のものをつかむ、といった操作も行える。「200万画素というハイビジョンクラスの画像では、このレベルの解像度と広視野角を両立することは不可能だった」(両)

 NICTと日本ビクターでは、「今後ネットワークロボットの能力をより人間に近づけ、ネットワーク分身の実現を目指す」という。この技術は、将来の遠隔医療や介護などへの用途が有望視されている。

従来の800万画素超高精細CMOS動画像カメラ(左)と
新開発の小型カメラ(右)
ロボットに搭載した小型カメラヘッド(左)と
分身ロボット(右)
遠隔操作システム
分身実証実験風景


連絡先 : 情報通信研究機構 けいはんな情報通信融合研究センター
TEL 0774-98-6809

日本ビクター広報室
TEL 03-3289-2813
   
参  考 : 情報通信研究機構(プレスリリース)
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