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2006年02月13日
既存ポリエステルと同等の耐熱性や柔軟性を持つ植物由来成分主体のナノアロイフィルム
 
新開発のポリエステルナノアロイフィルム
従来の重合・混練技術によるフィルム
 東レは、耐熱性、柔軟性、易成形性を備える植物由来成分主体のポリエステルナノアロイフィルムを開発した。このフィルムは、耐久性、マテリアルリサイクル性に優れるポリエステルに、非石化原料である植物由来成分を多量に添加して製造する。耐熱性、耐久性、柔軟性、易成形性、透明性だけでなく、耐薬品性、表面性、熱エンボス性、熱ラミネート性にも優れている。さまざまな工業材料用途、特に建築、家電、自動車といった用途に幅広く展開可能である。

 植物油を原料とした長鎖脂肪族成分はポリエステルとの相溶性が低く、熱にも弱い。東レは特定の長鎖脂肪族成分に着目し、低温活性の新規触媒を用いて反応場を均一かつ高度に制御した精密重合技術を適用することで、長鎖脂肪族成分を多量に添加した新規ポリエステルの合成に成功した。

 さらに、この新規ポリエステルを高分子量タイプの異種ポリエステルとともに溶融混練し、独自の触媒・プロセス技術でエステル交換反応を制御して、両ポリマーの構造をナノレベルで構造制御する新しい技術を構築した。この溶融混練技術により、柔軟性と成形性に優れ、既存のポリエステルと同等の透明性、耐熱性を持つナノアロイフィルムの製膜が可能となった。

 新開発のナノアロイフィルムでは、長鎖脂肪族成分がフィルム中にナノレベルで均一に分散しているため、熱、圧力などの外的変化に強いだけでなく、耐薬品性にも優れ、ブリードアウトのないクリーンな表面性を実現できる。

     
連絡先 : 東レ 商品案内デスク
電話:03-3245-5115 FAX:03-3245-5344
   
参  考 : 東レ(プレスリリース)
   

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