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2006年02月13日
蛍光灯から給電され、携帯電話機に赤外線で位置情報を送出する装置
NECは、蛍光灯に取り付けた装置で発電する技術を開発した。この技術は、インバータ型蛍光灯内の電流によって発生する磁界を用い、電磁誘導で発電を行う。なお、ラピッドスタート型蛍光灯においては、端子から電力をタップオフする給電技術を別途開発した。これにより、電源工事を実施したり、照明装置を改造したりすることなく、蛍光灯から電力を取得できる。
また、NECは新開発の給電技術を活用し、電源工事を行わずに既設の蛍光灯照明に取り付けるだけで位置IDを発信する「照明タグ」を開発した。照明タグからは、赤外線で位置情報を送出する。インバータ型蛍光灯用の「電磁誘導型照明タグ」と、ラピッドスタート型蛍光灯用の「タップオフ型照明タグ」という2種類を用意した。同社は、携帯電話機の赤外線通信インターフェースを利用して位置IDの受信を行う、携帯電話機用ミドルウエアも開発している。
このミドルウエアと照明タグを組み合わせると、天井の高さが10m程度でも半径1m〜3m程度の精度で携帯電話機の位置管理が行える。これにより、蛍光灯照明が利用されているさまざまな屋内環境に、電源工事を行うことなく低コストで位置管理システムの導入が可能となる。携帯電話事業者が提供するGPS衛星などによる位置管理サービスと連携させると、位置情報サービスを屋内外で提供できる。
NECは、2月10日に中央電気倶楽部で開催される電気四学会関西支部専門講習会「各種通信方式と次世代照明器具およびその周辺システムとの関わり」にて、今回開発した技術を発表する予定だ。
開発した「照明タグ」(上:インバータ型蛍光灯用、下:ラピッドスタート型蛍光灯用)
連絡先 :
NEC 研究企画部 企画戦略グループ
参 考 :
NEC(プレスリリース)
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