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オランダのPhilips社、韓国のSamsung Electronics社、スペインのTelefonica Moviles Espana社は、3GSM World Congress 2006の会場でNFC(near field communication)技術を使ったデモンストレーションを行った。NFCとは、有料エリアへ入場時の決済などに利用できる近距離通信技術である。
このシステムは、RFIDチップを携帯電話機に搭載した、単なるお財布ケータイではない。Philips社とソニーが共同開発したFelicaと互換性を持つが、ID機能やRFIDチップからの情報を読み取る機能も搭載している。
RFIDカードの中にある情報を読み出して、携帯電話機の液晶ディスプレイに表示することもできる。実際、筆者の入場カードを携帯電話機で読み取り、企業名と電話番号、住所、電子メールアドレスなどを表示していた。また、お財布ケータイと同じように端末で買い物メニューを決め、購入することもできる。購入が決定すると領収書を端末がプリントアウトする。
セキュリティレベルは、EAL5+と高い。セキュリティ部分のソフトウエアにはOSを使わない。データは直接セキュリティデバイスにダウンロードされる。また、BluetoothやWiFiではその認証機能を使って、そばにBluetooth端末があっても優先的にNFCチップを内蔵している携帯電話機を認識する。このため、すぐに接続できるという。Samsung社が開発した携帯電話に載せたデモを行った。
(津田 建二)
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