 |
TCMは、バッテリー式構内運搬車「ガッテン太助」を発表した。ガッテン太助は、高出力の交流モーターの搭載により、大幅に走行性能を高めたバッテリー式の構内運搬車。さらに、モーターブレーキの採用により、エンジン式構内運搬車よりも高い制動力を実現している。最大積載量が1,000kgの「PF10」と、2,000kgの「PF20」を用意しており、2月20日に販売を開始する。2006年度における目標販売台数は300台。
ガッテン太助は、高出力の交流モーターとインバータで最高出力が5.5kWとし、積載状態で1/6勾配(約10°)の坂道をスムーズに上れる。アクセルと連動して働く強力なモーターブレーキを採用し、エンジン式に勝る安定した制動力を備えている。また、ブレーキペダル操作時に車輪の回転力でモーターを回転させ、モーターで発生した電気エネルギーをバッテリーに戻し、再利用する回生機能を採用している。このことは、消費電力を減らすだけでなく、ブレーキパッドの長寿命化にもつながる。
ドライブユニットは完全ギア駆動式とした。駆動チェーンの調整やグリスアップが不要になり、高い耐久性とチェーン駆動音のない静かな走行を実現した。交流モーターであるため、ブラシ交換も不要。車軸に巻きつく荷造用の紐を自力で切断する自動紐切り機構も標準装備しているため、オペレータの手間を削減したり、べアリングや軸受シールのトラブル低減効果も期待できる。
ハンドル回転数の制限がなく、シンプルな運転操作が可能なエンドレスハンドル、徹底した防錆処理を施した防錆仕様、公道の走行も可能な車検装備な特徴を備えている。そのほかの主な仕様は以下の通り。
- 最高速度:15km/時
- 最小旋回半径:2,010mm(PF10)、2,260mm(PF20)
- 荷台長さ:1,490mm(PF10)、1,800mm(PF20)
- 荷台幅:900mm(PF10)、1,100mm(PF20)
|