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2006年02月27日
布製アンテナで導電体や曲面に取り付け可能となった電子タグ
情報通信研究機構(NICT)は、金属曲面や人体などに装着可能な布製の2.4GHz帯電子タグを開発した。独自開発した布製アンテナを電子タグに応用したことで、導電体や曲面に取り付け可能な電子タグを実現できた。布製アンテナは、通常のマイクロストリップアンテナに比べて材料費が1/10程度であることから、低コスト化も可能だ。この布製電子タグ技術は、2.4GHz帯だけでなくUHF帯(950MHz)にも適用できる。
UHF帯や2.4GHz帯で使用される電子タグでは一般に線状アンテナを用いるが、線状アンテナは金属や人体のような導電体に直接取り付けると、通信機能を失ってしまう。線状アンテナに代わるものとしては、マイクロストリップアンテナと呼ばれる平面アンテナがある。しかしマイクロストリップアンテナは硬い基板を使用しているため、曲面への取り付けが難しい。
NICTは2.4GHz帯電子タグと整合回路を布製の平面状アンテナ表面に取り付け、布製電子タグを試作した。これにより、金属などに貼り付ける布製電子タグの裏面には突起がなくなり、金属表面や体の表面への貼り付けが可能となった。また、人体や水の入ったペットボトル、円柱状の金属表面に直接貼り付けて試験したところ、布製電子タグはいずれの場合も正常動作が確認できた。
試作した布製電子タグ
金属円柱に取り付けて機能測定
腕に取り付けて機能測定
水の入ったペットボトルに取り付けて機能測定
連絡先 :
情報通信研究機構 総務部
広報室 栗原 則幸、大野 由樹子
TEL:042−327−6923 FAX:042−327−7587
<研究内容に関する問い合わせ先>
情報通信研究機構
電磁波計測部門 田中 正人
TEL:042-327-7608 FAX:042-327-5608 E-mail:
masato@nict.go.jp
参 考 :
情報通信研究機構(プレスリリース)
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