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2006年03月24日
有機ELの赤色発光用に新たな蛍光材料、
電流輝度効率は11cd/A、輝度半減寿命は16万時間
三井化学と出光興産は、蛍光材料を用いた新たな赤色発光材料を開発した。電流輝度効率は11cd/A(同社従来品の約3.4倍)、輝度半減寿命は16万時間(同32倍)。現在広く用いられているりん光材料とほぼ同等、もしくはそれ以上の性能を実現しており、置き換えることで装置の簡素化が可能。
三井の「蛍光赤色ドーパント」と出光の「蛍光赤色ホスト」を組み合わせることで実現した。現在、有機ELディスプレイでは、赤、青、緑の発光材料による「三色塗り分け方式」が広く使われている。ここで、青と緑は蛍光材料だが、赤の蛍光材料は電流輝度効率や寿命の低いため、りん光材料が用いられていた。新材料は、蛍光材料で、りん光材料とほぼ同等の電流輝度効率、約4.5倍の輝度半減寿命を実現した。三色すべてに蛍光材料を使用することで周辺素子の共通化も可能という。
2006年5月からサンプル供給予定。両社は2006年2月に有機EL材料の研究開発・製造における協業体制の構築について同意し、開発を進めている。
連絡先 :
三井化学 IR・広報室、電話03-6253-2100
出光興産 広報室、電話03-3213-3115
参 考 :
三井化学(ニュースリリース)[PDF]
出光興産(ニュースリリース)
関連記事 :
2005年3月号 designfeature―有機ELディスプレイの性能と使い方(EDNより)
関連ニュース :
2006年3月3日―2005年の有機ELディスプレイ市場は前年比65%の成長(EDNより)
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