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日本発条が開発したRFID
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日本発条は、複数枚重ね合わせた無線IC(RFID)対応ICカードやタグを一括読み書きするRFID技術を開発した。特殊な構成のアンテナを採用し、複数枚を重ねた状態でも、すべて一括して読み書き可能とした。最大80枚重ねられる。このRFID技術の応用製品は、2006年9月までに第一弾を商品化する予定だ。
これまでのRFIDは、複数枚を接触または重ねてリーダーにかざした場合、RFID同士が相互に影響し合い、読み書き不能となる状況があった。そのため実用システムでは、RFIDを1枚ずつ読み取るか、複数枚を相互に影響しない配置にするなど、運用面で制約をかけていた。
日本発条の開発した技術は、RFID側のアンテナを特殊な構成にすることで、国際標準のISO15693に準拠した非接触ICチップを、複数重ねた状態で一括読み書きできるようにした。カードを重ねたまま扱えるため、処理時間を大幅に短縮できる。一括書き込みする場合でも、各カードに個別のデータを書き込める。
原理的には、ISO14443などの他規格のICチップにも適用可能だ。リーダーは一般市販品を利用できる。製造工法は従来のRFIDと同様であるため、従来製品と同等のコストで製造できる。
日本発条では、契約書やカルテなどの重要書類管理システム、工場の生産管理システム、図書やレンタル品などの物品管理システム、各種カード利用システムなど、幅広い分野へ展開していく。初年度の売上高は約5億円を見込む。
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RFIDカードを重ねて一括読み書き
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