Design News(US)
|
Design News(China)
無償配布申し込み・変更
Email Newsletter申し込み
Design News JAPANの記事検索
検索方法の詳細
DNニュース
2006年03月30日
ElectronicsWeeklyから:
RoHS博士があなたの疑問にお答えします 13
--使用禁止物質の含有量開示義務について
<質問>
拝啓
RoHS博士殿、
クロムメッキと含有量の割合についての質問です。弊社は金属インサートを埋め込んだゴム部品を製造しており、お客様はRoHS指令に対応した製品を要求しています。埋め込む金属はスチール、真ちゅう、アルミニウムです。
複数の金属インサートは、腐食防止のためにクロム酸亜鉛でメッキ処理しています。弊社は、この金属の化学成分を分析し、形成した最終ゴム製品の重量に対する割合を算出する必要があるのでしょうか。
Lavelle Industries社
化学者Renee Ludwig
<回答>
答えはノーです。使用禁止物質の含有量の割合を明らかにする必要があるのは、その同一物質に対してです。
例えば、メッキに含まれる6価クロムの重量で、「メッキされたスチールが埋め込まれたゴム製品」に含まれる重量ではありません。
読者の皆様からのメールを見ると、クロムを使用したメッキの問題は、多くの人々の頭痛のたねになっているようです。特に、同じメッキ剤に対して、RoHS指令に対応していると主張するメッキ装置メーカーと、対応していないとするメーカーがあることが問題のようです。
実際は、6価クロムはRoHS指令で使用を禁止されていますが、3価クロムや0価のクロムは禁止されていません。
クロムを使ったメッキは、6価クロム(主としてクロム酸塩または重クロム酸塩)として適用されます。メッキ工程では、使用が禁止されている6価クロムの一部またはすべてが、使用が認められている3価クロムまたは0価のクロムに変化します。出来上がったメッキに対する6価クロムの含有量が0.1%以下であれば、御社のメッキはRoHSに対応していることになります。
メッキにクロムが含まるかどうかは、蛍光X線(XRF)試験によってわかります。また、6価クロムがどの程度含まれているかを調べるには、従来のウェット・ケミストリ分析を行う必要があります。
ウェット・ケミストリ分析は、慎重に行わないと、6価クロムを3価クロムに変えてしまうため、誤った結果が出される可能性があります。クロム酸塩のメッキ溶液は黄色、重クロム酸塩のメッキ溶液はオレンジ色です。メッキが黄色かオレンジ色に見える場合は、6価クロムの含有量を確認した方がよいでしょう。
RoHS博士への問い合わせは、
dr.rohs@electronicsweekly.com
までメール下さい(英語のみ受付)。
Advertisement
HOME
|
DNニュース
|
最新号
|
バックナンバー
|
お知らせ
|
DNJについて
|
サイトマップ
|
お問い合わせ
|
広告掲載について
Copyright (C) 2004-2007 Reed Business Information Japan K.K.
個人情報に関する方針
/
著作権・リンクについて
/
会社情報