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開発した非リチウムイオン蓄電池 |
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同電池を搭載した電気自動車 |
宇部興産は、キャパシタ並みの急速充放電性を持ちながら高電圧かつ大容量を可能とする、新型の非リチウムイオン蓄電池を開発した。エネルギー密度はキャパシタに比べ10倍以上高く、蓄電電圧は3.2Vある。宇部興産は、この蓄電池の実用性実証と今後の事業化に向けた改善のために、この電源のみで駆動する小型の電気自動車を試作し、すでに市街走行を実施している。
電気自動車やハイブリッド車の電源には、高電圧と高いエネルギー密度、急速な充放電、安全性といった特性が要求される。有力候補の一つであるリチウムイオン電池は、充放電に時間がかかる点が課題である。一方、電気二重層キャパシタは急速な充放電を特徴とするものの、電圧が3Vに達せず、エネルギー密度はリチウムイオン電池の1/100程度しかない。
宇部興産の蓄電池は、正極と負極に異なる炭素材料を構成し、電解液に非リチウム含有電解液を用いた。これにより、キャパシタ並みの急速充電性を持ち、安全性の高い蓄電池の開発に成功した。また、電解液にリチウムイオンを使用していないにもかかわらず、エネルギー密度はキャパシタの10倍以上ある。蓄電電圧3.2Vも達成した。
宇部興産では、新開発の蓄電池などで電池周辺材料に事業の展開を広げ、2010年に電池材料事業で200億円以上の売り上げを目指す。
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