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日立マクセルは、水とアルミニウムを水素発生源とする燃料電池を開発した。この燃料電池を用いて10W級のモバイル電源も開発し、ノートパソコンの駆動に成功した。アルミニウムと水のカートリッジをそれぞれ交換することで、長時間の発電が可能。最大出力は20W、電圧は7.4V。大きさは160mm×100mm×60mm(容積960cc)、重さは920g。
日立マクセルの開発した燃料電池は、固体高分子形燃料電池(PEFC)。水とアルミニウムとの反応による水素発生システムを利用している。独自のアルミニウム微粒子化プロセス技術を開発したことで、室温で1gのアルミニウムから1.3リットルの水素発生が可能となった。アルミニウムは安価で環境負荷が小さい。将来は、アルミニウム廃材をリサイクル利用するなど、資源の有効活用も期待できる。
さらに、膜-電極接合体(MEA)も独自開発した。磁気テープなどに使う分散・塗布技術を活用し、室温で出力密度280mW/平方cmを達成できた。この出力密度は、直接メタノール形燃料電池(DMFC)の5倍に相当し、MEAの面積が1/5に縮小可能となる。
日立マクセルでは、10W〜100W級の電源として用途を検討し、実用化に向けての開発を推進する。
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