<質問>
拝啓
RoHS博士殿、
RoHS指令では、交流1000V、直流1500Vを超える電圧で使用する機器は適用対象外としています。これについて、どのように解釈すればよいのでしょうか。
1例として、産業用X線装置を挙げます。装置のほとんどの部品は標準の線間電圧で動作しますが、かなり高い電圧がかかる部品もあります。例えば、X線管には高電圧がかかりますが、X線管のサプライヤーは高電圧がかかるという理由で適用対象外を主張できるのでしょうか。また、駆動回路も適用対象外にできるのでしょうか。
MCL社 エンジニアリング・マネジャー
Bart Dring氏
<回答>
装置が標準の線間電圧で動作し、別の理由でも適用対象外のカテゴリに含まれていないいのであれば、その装置はRoHS指令に準拠する必要があります。
その装置のなかでも、一部のコンポーネントはほかの特別な理由から適用対象外になるかもしれません。しかし、装置内で、高電圧で製造または動作するという理由だけで、コンポーネントが適用対象外になることはありません。例えば、テレビ受像機のなかのブラウン管の陽極電圧発生器は適用対象外にはなりません。
X線装置については、特殊な製造ラインなどの大規模システムの一部として使用するためだけに、特別に作られたものであれば別ですが、そうでない場合は、大型産業用工具として適用対象外になる可能性は低いと思われます。ただし、この件に関しては、修正されることがあるかもしれません。
RoHS博士への問い合わせは、dr.rohs@electronicsweekly.com までメール下さい(英語のみ受付)。
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