DNニュース
2006年07月19日
ダッソー・システムズ、年収総額の26%〜30%の開発投資を継続
会見するベルナール・シャーレス社長
Dassault SystemesのBernard Charles(ベルナール・シャーレス)社長兼CEOは18日、東京で開催された2006JCF の会場で会見し、同社の事業概要を説明して、次のように語った。
同社は1981年の創立以来、今年で25周年を迎え、上場して10年目を迎えた。10人でスタートした会社だが、今はグループ全体で約7,000人に成長した。初年度から黒字会社になっていたが、以後24年間ずっと黒字で通してきた。
創業以来ビジネス成長の核となったのが、IBMとのパートナーシップであった。収入ゼロから年商14億ドルのソフトウェア収入を上げるところまで成長できたのは、IBMとの良好な関係にある。IBMとのビジネス連携による約28億ドルのソフトウェアの事業規模は、競合他社との間に2倍以上の開きがある。ダッソーとの提携をベースにIBMはコンサルティング、ミドルウェア、ソリューションなどさらに大きなビジネス領域を拡張してきた。両社はメインフレーム、ソフトウェア、UNIX、マルチプラットフォーム、Windows などで共同歩調をとってきた。これからも両社の共同と連携の拡張が成長の原動力となるだろう。
ダッソーはダッソーファミリーが52%を所有し経営権を掌握している。企業買収が激しいソフト業界でこの磐石の基盤がなければ、ダッソーも買収されていただろう。しかしIBMをはじめ、トヨタ、ホンダなどのパートナー企業には、安定的で長期的なコミットメントこそが信用の証だ。パートナー企業もそれを望んできた。
上場以来の10年間で、ダッソーは収入、利益とも年平均18%の成長を続けてきた。そして毎年継続して収入の26〜30%を研究開発に投資してきた。この結果、ダッソーの現在の製品力はかつてないレベルの強さを持つに至っている。
リーチできるソフトウェア市場規模は、10年前には20億ドル規模だったが、いまや100億ドル規模にまで成長している。この成長を促進するかたちで新ユーザー開拓に務めてきた。このなかでPLM市場はハードもソフトもサービスも取り込みながら、いまや対象は製造業を超えて拡大し、すでに400億ドル規模を超えている。同市場ではIBMとの共同で25%シェアを獲得している。
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