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DNニュース

2006年07月28日

ホンダ、自社開発の小型ビジネスジェット機で航空機市場に新規参入

 本田技研工業は、自社開発の小型ビジネスジェット機「HondaJet」を量産し、航空機市場に新規参入する。具体的には、米国に飛行機事業の新会社を設立し、2006年秋ごろから量産型HondaJetの受注を始める。今後3年〜4年で量産機の認定を取得し、米国において量産を開始し、2010年中の第1号機の引き渡しを目指す。

 HondaJetは、エンジンを主翼上面に配置する新開発の「Over-the-Wing-Engine-Mount(OTWEM)」というレイアウトを採用した。また、高速飛行時の造波抵抗を低減し、燃費向上を実現している。さらに乱流発生を抑える自然層流といわれる形状を翼や機首デザインに取り入れ、空気抵抗を大幅に低減させた。

 プロトタイプ機は2003年12月3日に初飛行を行い、これまで累計240時間以上の試験飛行を実施した。最高高度4万3,000フィート(約1万3,000m)、最高速度412ノット(約763km/時)を記録し、「狙い通りの性能を実証している」(ホンダ)。

 OTWEMレイアウトの採用により、胴体後端のスペースが客室や荷物室として活用可能となった。胴体はハニカムサンドウィッチ構造と一体成形構造を複合したハイブリッド構造の全複合材製で、クラス最大の胴体内容積と小型軽量性を両立させた。ホンダでは「6人〜7人乗りの同クラスの従来型機体に比べ、HondaJetは燃費とキャビンの広さを格段に向上させることに成功した」としている。

 なおホンダは、HondaJetの販売網とサービス網を構築するために、飛行機メーカーである米Piper Aircraft社と業務提携する。

飛行中の「HondaJet」

地上の「HondaJet」

「HondaJet」の操縦席
  

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