DNニュース
2006年08月22日
日本マーキュリー、Cellプロセッサ搭載の初のグラフィック・ボードを
販売開始

Mercury Cell Accelerator Board(CAB)
日本マーキュリーコンピュータシステムズは、Cell Broadband Engineを搭載した「Mercury Cell Accelerator Board(CAB)」を発売した。IBM、ソニー、東芝が共同開発したCell Broadband Engineは、汎用のプロセッサコアと浮動小数点演算ユニット8コアをワンチップにしたもので、3次元グラフィクスやビデオ・画像処理など単精度浮動小数点演算が適用できる領域で250GFLOPS(1秒間に2,500億回の浮動小数点演算)のピーク性能をもつ。CABはPCワークステーション用に発売された世界初のアクセルレータで、PCI Expressのボードで180GFLOPSの実効性能を発揮する。当面は1枚あたり127万円でサンプル出荷し、2007年第1四半期に量産を開始する。
同社はCABに先駆けてCellベースのブレードサーバなどを製品化し、科学技術計算向けのアルゴリズム・ライブラリ、主要アルゴリズムの並列実装、処理の最適化のための開発用可視化ツールなどのミドルウエアを提供している。CABでは、これらのソフトウエアをWindowsあるいはLinuxをインストールしたPCワークステーションで利用でき、米Terra Soft Solutions社のYellow Dog Linux BSP(board support package)をサポートしている。日本マーキュリーコンピュータシステムズは、CABの性能やプログラミングを体験できるように、AMD Opteronデュアルプロセッサの「Cellワークステーション開発システム」を用意している。
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