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DNニュース

2006年08月22日

帝人ファーマ、携帯用睡眠時無呼吸検査装置を発売

携帯用睡眠時無呼吸検査装置「SAS-2100」

 帝人ファーマは、在宅で睡眠時無呼吸症候群(SAS)のスクリーニング検査が行える携帯型の検査装置「SAS-2100」を発売した。この装置は本体を手首に固定しセンサーを鼻と指に装着して、「鼻気流」「イビキ」「血中酸素飽和度」「脈拍」などのデータを睡眠中に記録し、パソコンの解析ソフトで無呼吸・低呼吸の有無や重症度を診断することができる。この製品は、帝人在宅医療が医療機関、健診センター、企業の健康管理室などに販売し、SASの疑いがある個人に貸し出す方式で利用することができる。
 SASは気道の閉塞などの原因により、睡眠中に繰り返し呼吸が止まる病気で、激しいイビキや日中の眠気などの症状がある。高血圧や脳卒中の原因になったり、日中の眠気が生産性の低下を招き、交通事故や労働災害につながることもある。SASの国内患者は200万人(人口の2%)と推定されているが、代表的な治療法のCPAP(鼻マスクから気道に空気を送り込む)治療を受けている人は10万人に満たず、潜在患者が多いと言われている。
 SASの確定診断には入院して睡眠中に脳波、心電図、呼吸状況などを含む検査を受ける必要がある。在宅でのスクリーニング装置としては、これまで血中酸素飽和度と脈拍だけを測定するパルスオキシメーターが利用されてきた。SAS-2100は在宅でパルスオキシオメーターより幅広い項目を検査することができ、医療機関が記録されたデータをパソコンで解析することにより、検査レポートを作成しSASの重症度を診断することができる。本体重量は100グラムで、リストバンドで手首に固定する。装置の価格は解析ソフトを含め、775,000円。保健医療機関でこの装置によるSAS検査を受ける場合の患者の自己負担は、3割負担で2,867円になる。

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