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DNニュース

2006年09月15日

日立、人込みの中を移動するロボット技術を開発

 日立製作所?機械研究所は、人込みの中でも歩行者の間を縫って移動できる「移動障害物回避技術」を開発し、同社のロボットEMIEW(Excellent Mobility and Interactive Existence as Workmate)で動作確認に成功した。日立は9月14日に、この技術を岡山大学津島キャンパスで開催された「第24回日本ロボット学会学術講演会」で発表した。日立は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業で2005年に「人間共生ロボット」をめざすEMIEWを開発し、歩く人のように移動する障害物に衝突することなく、暮らしの中で人々と協調動作できるロボット技術の高度化を進めてきた。
 「移動障害物回避技術」は、人の動き(位置と速度)をレーザーによる距離センサで検出しつつ、人の周りに一定の大きさの円を感知できるようにして、ロボットがこの円に接するように最短距離の道筋を選ぶ方法で実現された。ロボットは距離センサーで人の2本の足までの距離を毎秒約40回測定し、さらに約0.5秒ごとに新たな障害物を検出して道筋を作成し直すプロセスを繰り返す。この技術を搭載したEMIEWは、8mの経路の間で秒速1.2m(時速約4.6km)で歩く4人の間を、秒速0.8m(時速約2.9km)の速度で滑らかにすれ違うことができた。日立はこの技術を搭載したEMIEWのデモを、10月23日から横浜市のパシフィコ横浜で開催される自動車技術の国際会議「FISITA 2006 World Automotive Congress Yokohama」で実施する。

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