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DNニュース

2006年09月28日

ホンダ、次世代燃料電池車「FCX コンセプト」の走行可能モデルを公開

FCX コンセプト(走行可能モデル)

 Hondaは、新開発の小型高効率燃料電池を搭載し、走行性能の大幅な向上と未来的なスタイリングを実現した「FCX コンセプト」の走行可能モデルを公開し、2008年に日米で新型燃料電池車を限定販売すると発表した。FCX コンセプトは、最高時速160km、圧縮水素171リットルを充填して570km連続走行できる。低温時においても、従来より摂氏10度低いマイナス30度で始動できるようになった。
 新開発の燃料電池スタックは、水素や生成された水を垂直に流す方式を採用し、センタートンネル内に配置できるようにした。この電池スタックは、生成水の排出に重力を利用することにより、小型高効率の発電を安定して行えるようになった。生成水を水平に流す従来の方式と比べて、容積で20%、重量で30%低減しながら、最大出力を14kW向上させ100kWにした。駆動モーターもギアボックスと同軸構造にして小型軽量化し、従来より15kW高い95kWの最大出力を引き出せるようにした。補助電源にも小型のリチウムイオンバッテリを採用し、動力性能の向上と小型化を可能にした。
 この結果、パワープラント全体の重量が現行のFCXより約180kg軽量になり、容積も約40%低減したため、走行性能を大幅に高め広い室内空間と車高の低いセダンフォルムのデザインが可能になった。また、走行エネルギー効率は従来比で10%向上した約60%となり、航続距離も30%向上した。約60%の走行エネルギー効率は、ガソリンエンジン車の約3倍、ハイブリッド車の約2倍に相当する。


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